旧東海道の44番目の宿場町、石薬師宿を散策しました。
この街道には歴史が刻まれており、特に石薬師寺は参勤交代の大名たちが安全を祈願するために訪れるほど信仰を集めていました。
また、石薬師の町には、歌人や文学者である佐佐木信綱の生家や資料館もあります。旧東海道の道筋は今でもはっきりと残っており、かつての賑わいを感じさせます。
石薬師宿の景観
格子戸を備えた町家が点在する鄙びた雰囲気の宿場町です。
石薬師寺
高富山石薬師寺は、真言宗の寺院で、本尊は薬師如来です。山門は荘厳で、歌川広重の「東海道五十三次・石薬師宿」の版画にも描かれています。
また、近くには歌人である佐佐木信綱の生家や記念館があり、山門の脇には信綱の歌碑が立っています。
佐々木信綱記念館
佐々木信綱は、明治、大正、昭和の時代に万葉集研究の最高峰を極めた歌人であり、歌学者でもありました。その業績を顕彰し、市民の文化の向上や広く文学の研究に貢献するため、博士の誕生地には資料館が建設されました。館内には、博士の遺愛品や御下贈品、書簡、作歌、原稿、書籍など多数の資料が保管・展示されています。
小澤本陣資料館
小澤本陣は、歴史上重要な人物たちが宿泊した場所として知られています。忠臣蔵で有名な浅野内匠頭や大岡越前守、そして徳川家光などがその名を連ねており、また千姫(家康の孫)も訪れたことがあります。小澤本陣には宿帳が残されており、そこには時代劇でお馴染みの人物たちの名前が記されています。訪問する場合は事前に予約が必要です。
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